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PRODUCT DESCRIPTION

全ての貨物倉がダブルハル構造であり、中央の第1~第4貨物倉はスクエアーホールドです。また、荷役効率向上を図るために、クロスデッキのオーバーハングを最小にしています。また、燃料タンクを二重船殻化し、環境に配慮した配置としております。クラス最大級の載貨重量37,000 トンを確保するとともに、荒天時のヘビー・バラスト状態でも貨物倉に張水することなく、専用バラストタンクのみで安全に航海することが可能となっております。

本船は「荷役時間を最短とする」というデザインコンセプトのもとに開発された「省エネ・省力型RORO 船」で,世界で初めてのオートラッシング(自動車両固縛) 装置を装備し、乗組員によるラッシング作業の省力化とスピードアップを図っています。また、外観の美しさにも注力し、洗練されたデザインを目指し、水平方向の広がりでスピード感や優雅さを、垂直や斜めのラインにより心地よいリズム感を持たせました。美しい船は、船主はもとより港で見る人に心地良さや満足感を提供することができます。乗組員やそのご家族には本船を誇りに思ってもらえるよう、また海運・造船業界の魅力向上に貢献できればと願う次第です。

本船は最新のMARPOLを満たしたダブルハル、ダブルボットム構造で、12のカーゴタンクに区分けされています。各タンクはそれぞれ独立したサブマシーンポンプを装備し船殻構造は甲板上にガーダーを設け、タンク内はコールゲートタイプのトランス及びロンジガーターバルクヘッドタイプにすることによりカーゴハンドリング、タンククリーニングを容易にしています。

本船は省エネ・省力・省メンテナンスを追求し、国内海上輸送の物流生産性革命とモーダルシフト推進の旗艦船となることを目指すシンプルフェリーです。省エネ型の船体設計と国内大型フェリーとしては画期的な低速2サイクル電子制御エンジン・4翼可変ピッチプロペラの一機一軸式を採用し、船型を大きくしたことで海象による影響を受けにくい、速度を維持した運航を実現しました。また、車両固縛装置としてオートラッシング装置(シャーロック)を装備し、作業の効率化と省力化を実現しています。